コラム -発達障害ー

あきらめない心を!

 

あきらめない心を育むって、どうしたら良いのでしょうか。

私が、大学に通っていた時、グループ学習で

自由に研究発表する機会がありました。

そのテーマが

「日本はどうしてやり直しがきかない社会になってしまったのか」

ユニセフで「自分の幸福度」を世界で調査した結果、

先進国にも関わらず、日本人の「幸福度」が低かったのです

 

どうして、日本人の幸福度が低いのか?

その理由を探していくと、

その理由の一つとして考えられることが

「やり直しがしにくい社会だから。」

「やり直しがしにくい社会」とは?

島国ということも一つの要因のようですが、

・受験等で失敗すると、中々、挽回しにくい

・転職を繰り返してしまうと良い職につきにくい

色んな理由が考えられます。

 

少々、悲観的になってしまったかもしれませんが。

だからこそ、

夢をあきらめずに何度もトライして成功した人を見ると、

どうしても応援したくなってしまったり、

見届けたいと思ってしまうのは

どこかで、自分の姿と重ね合わせているからではないでしょうか。

心理学用語で言えば、「投影」というものです。

様々な理由が複雑にからみあっていますが、

良い意味の「投影」できる対象が日本の中に出来れば出来るほど

幸せ指数も案外、上がるのではないのかなと思うのです。

そして、「あきらめない心」は家庭で十分に育めると思うのです。

 

その一つのアプローチとして「不安」との関わり方があります。

誰でも「不安」はつきものです。

「不安」と自分が、親御さんが、家族が、どう対峙していくのか。

「不安」を否定してしまっては「不安」から逃避しまうだけです。

「不安」に向き合うというのもあります。

「不安」に打ち勝つというと、

少し前進して乗り越えられそうではないですか。

 

どうやって、打ち勝つのか?

「不安」に対して「フォーカス」してしまうのではなく、

「今、やれること」「今できること」に「フォーカス」してみましょう。

「今、ここ」で出来ることからまずやっていくことは

自信(自分を信じること)に繋がります。

その積み重ねの体験(スキル)の中に

「あきらめない心」が育まれていくものだと思います。

・発達障害だから

・勉強が上手くいかないから

・お金がないから

いつの間にか、自分で自分の枠を決めてしまっては、

夢見ることさえもトーンダウンしてしまいます。

どうか、親御さんご自身もそうですが、お子さんに対して

「夢を一緒に育てる」スタンスが大事です。

そして、「夢を見ること」よりも「不安」が勝った時は

「今、ここ」の位置から出来ることを

一緒に確認してみてほしいのです。

 

親子で「夢」という苗を一緒に育てながら、

「やり直しが出来る」「夢を見ることが出来る」

そんな雰囲気を家庭から始めてみませんか。

 

 

発達障害がきちんと受け入れられるまで

 

発達障害かも?と思って、悩みながら子育てしている

親御さんって意外に多いのではないでしょうか。

実は我が家もそうでした。

我が家は診断を仰ぐまでに9年かかりました。

まず、最初の壁は夫でした。

やはり男性というのは、社会で頑張っているだけに

「社会性」を子どもに学ばせたいと思うものです。

男性の言う「社会性」とは「常識的なことをする」と

いう意味も含んでいるように感じます。

その男性側の夫は「障害」という言葉を毛嫌いし

「逃げ」という行動を許しません。

母としては、ありとあらゆる関わりをして

我が子の苦しむ姿をみて、やっとたどり着いた答えの

一つかもしれない状況で・・・

母としても迷いつつ・・・の中、夫に反対されるのです

「君は間違っている」「甘やかしすぎだ」と。

どれ程、夫婦喧嘩をしたか・・・・

思い出すと、ぞっとしますし、

何より我が子を傷つけてしまっていたことに

気づけていなかった。

理解してもらうのには時間が要ります。

それぞれのご家庭で事情も違うし、

夫婦の性格や立場も違うかもしれません。

それでも、「子どもを何とかしたい」その思いがあれば

そのベクトルさえ夫婦で確認しておけば

いつかは道が開けると信じています。

 

 

 

障害を漫画から学ぶ

 

 

私は、大の漫画好きです。

私の最近の知識は、漫画からと言っても過言ではありません。

日本の漫画は世界を救うと思っています。

その漫画でも、障害を描いている作品が沢山あります。

最近、読んだ漫画の一コマでとても勇気をもらいました。

それを紹介いたします。

「ぼくの素晴らしい人生」愛本みずほ著の一コマで

発達障害の中でもLD(ディスレクシア)に悩む主人公に

喫茶店のマスターがいう言葉

「しょーーーがないじゃん。」

「人間 持って生まれたカードで勝負するしかないんだよ。」

この言葉、あなたならどう理解しますか?

私は、このマスターのメンタルの素晴らしさと器の大きさに

感動しました。

「ないことを悔やむよりも出来ることからやろう」と

そういう気にさせられました。

子育てでもそうですよね。特に発達障害を持っているのなら

出来ることから一歩ずつ進むしかない!!

今は、出来ないと思っていることでも

もしかしたら、親の尺度では計り知れない可能性も

秘めているかもしれない。

少しだけ、肩の力を抜いて、マスターのように開き直れたら

意外に楽かもしれません。

 

 

発達障害の受け止め方

 

発達障害と診断がついた子

ボーダーラインと言われた子

所謂、普通の子

「何が違うのか」考えてみませんか?

・集団の中に溶け込みにくい

・環境に対応しにくい

・気持ちがきりかえにくい

いろんな理由があるかもしれません

もう一度、考えてみませんか?

・全体の中での個としての生きにくさなのか

・あくまでも個としての生きにくさなのか

・皆と一緒なのは、絶対的良いことなのか?

 

この3ポイントを整理してみると

我が子の個性を伸ばすのに何が一番邪魔をしているのかが

親御さん自身が気づくはずです。

そして、我が子が「何に、一番困っているのか?」

受け止め方一つ、捉え方一つで親御さんの我が子への対応はぐんと変わります。

発達障害の子はできること、できないことがはっきりしています

ならば、できること、好きなことにフォーカスしてみると

我が子のとっても素晴らしい個性にきっと気づくでしょう。